山が崩れ木も倒れ、近くのダムは決壊の恐れがある山間部の被災地の住民が一時帰宅する様子がテレビで放送されていた。 家は倒壊し地面にはガラス片が散乱している。 飼い主が5日ぶりの一時帰宅で帰ってきたことを察し、飲まず食わずで5日間を過ごした犬が尻尾を振り全力で喜びを表しながら瓦礫の中から出てきた。 犬を見つけたTV局の取材スタッフが飼い主の被災者に聞いた。 「犬はどうするのですか?」 飼い主の被災者は涙も見せず、あっさり言った。 「連れて行けませんから」 (゚ロ゚;) 唖然とした。 ダムが決壊するかもしれないし、崖崩れで土砂に埋まるかもしれない。餓死するかもしれない。 それなのに!自分たちだけ逃げるとはヒドイ! 今回の岩手・宮城内陸地震や新潟中越地震など、山間部で地震が起たときは自分たちが飼っているペット(犬、猫など)を置き去りにして、自分たちだけ避難する被災者がよくいる。 てっきり、自衛隊が