高橋ナオトと言えば、昭和のボクシングファンなら知らぬ者のいない名ボクサー。「逆転の貴公子」と呼ばれ、記録より記憶にのこる選手の典型だ。漫画『はじめの一歩』が生まれるきっかけになったのも高橋会長の試合がきっかけだとか。現在は、JBスポーツクラブの会長として福島学(WBA世界バンタム級4位)を育て、世界タイトルマッチ興行のプロモーターを務めるなど、現在もボクシング界で大活躍。そんな会長に、ボクシング以外の格闘技をバッサリ斬ってもらった。 現在の格闘技に物申す! ――高橋会長は、現在の格闘技に色々と意見がおありだとか あるある。まずね、オレの試合より面白い試合がない! ――それはボクシングの話ですか? いや、全部! ――ボクシング以外の格闘技もよくご覧になるのですか プロレスは大好き。テレビでやっているのは録画して見ているし。K−1やPRIDE、キックボクシングなんかは、見ないことはない