住宅ローン相談で、よくあるのが、住宅ローン減税を受けている間の、繰上げ返済をするべきかどうかということ。 住宅ローン減税とは、平成27年度の住宅購入であれば、住宅ローン4,000万円までの借入に対して、毎年12月末の借入残高の1%が10年間、所得税・住民税から控除されるという制度です。 (認定長期優良住宅は5,000万円まで) 条件としては、 ● 合計所得3,000万円以下 ● 償還期間10年以上の借入 ● 物件の条件(床面積50㎡以上、中古の場合には、築20年(マンションは築25年まで、または耐震基準をクリアすること)など) などがあります。 住宅ローンの繰上げ返済については、2つあり、毎月の返済金額を少なくする返済額軽減型繰上げ返済と、毎月の返済額は変えずに、返済期間を短くする期間短縮型繰上げ返済があります。 繰り上げ返済は、借入当初のほうが、繰上げ返済することによる金利負担の軽減効果