佐賀市が「携帯電話やスマートフォンで納税できる仕組みを導入した」とPRしながら、5月の開始時から全く使えないまま取り消していたことが分かった。公金を扱う仕組みにもかかわらず、契約した業者のサービスを他業者のサービスと混同。そもそも契約していないサービスを市民に案内し、事前テストもせず「運用」を始めていた。 佐賀市はヤフーと、住民税や固定資産税などを「Yahoo! 公金支払い」経由でクレジットカード払いできる契約を締結。その際に、納付書のバーコードを携帯電話やスマートフォンのカメラで読み取るとクレジットカード払いがより簡単にできるサービスも月額5千円で加えられると説明された。 市やヤフーによると、市はこのサービスを、モバイルバンキングを使ったNTTデータのサービス「モバイルレジ」と混同。5月上旬、税金の納付書約10万通に、契約していない「モバイルレジ」の利用方法を同封して市民に知らせ、市報な
![「モバイル納税」開始後すぐ中止 佐賀市、契約を勘違い:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e3ca10673ca943e26cb6bd295a698cb03bc2ec80/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Fimages%2Flogo_ogp.png)