株式会社MIMIGURIで、組織コンサルタント・組織ファシリテーターをしている矢口泰介です。 今回は、発売されたばかりの書籍「チームレジリエンス」を切り口に、職場における感情ケアについて考えます。 『チームレジリエンス:困難と不確実性に強いチームのつくり方』(池田 めぐみ・安斎 勇樹 共著)が発売されました。 「不確実性の時代」において、困難に直面したとき、個人ではなくチームの力でそれを乗り越え、そしてさらに成長していく「レジリエンス」を発揮する方法を紹介しています。 これまで「レジリエンス」とは、個人の領域で語られることが多かったのですが、チームの単位でそれを発揮するためには?という切り口が、たくさんの示唆を与えてくれます。 「チーム基礎力」を高めるために感情の共有は欠かせない困難な状態においてチームレジリエンスを発揮するためには、ふだんから「チーム基礎力」を鍛えておくことが必要と本書は