きっかけは親友との些細な会話だった 「助けて」 この一言からチャーリー・マックジーの新しい人生のチャプターは始まった。この言葉は出版から1年が経っても人気が衰えない絵本『ぼく モグラ キツネ 馬』のキャラクターを表すとともに、作品の主題ともなっている。 作者のマックジーはイラストレーターとして、英「スペクテイター」誌やオックスフォード大学出版局が手がける出版物の挿絵などを手がけてきた。絵を描きはじめたのは19歳のときに、親友を交通事故で亡くしたことがきっかけだ。彼にとって、がむしゃらに絵を描くことはその精神的苦痛に対するセラピーとなった。
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