WTO判断、米国が日本支持=安倍首相「加盟国も問題視」 2019年04月29日05時21分 【オタワ時事】安倍晋三首相は28日、オタワで記者会見し、韓国による福島など8県産水産物の禁輸をめぐり、世界貿易機関(WTO)上級委員会が日本に逆転敗訴の判断を出したことについて「WTO加盟国からも判断の妥当性を問題視する声が上がっている」と批判した。会見後、首相に同行している西村康稔官房副長官は記者団に、先にジュネーブで開かれたWTO会合で米国が日本の立場への支持を表明したと明らかにした。 日本の逆転敗訴が確定=韓国の水産物禁輸容認-WTO 西村氏によると、首相は26日のトランプ米大統領との会談で、謝意を伝えた。 首相は会見で「上級委は紛争の解決に資さない形で結論を出すといった議論がある」と改めて指摘。「紛争解決が機能するよう解決していくことが不可欠だ」と述べ、6月に大阪で開かれる20カ国・地域(G