映画監督の河瀬直美氏(52)が、撮影中にスタッフの腹を蹴り、その結果、撮影監督とスタッフらが作品を降板する事態が起きていたことが「週刊文春」の取材でわかった。 “事件”が起きたのは、映画「朝が来る」の撮影現場 河瀬監督は1997年、「萌の朱雀」でカンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を受賞。2007年には「殯の森」で、同映画祭の最高賞に次ぐグランプリを受賞するなど、日本を代表する映画監督のひとりだ。公的活動も多く、東京五輪公式記録映画の総監督を務め、25年開催予定の大阪・関西万博においてはプロデューサーのひとりに就任している。