仕事柄、旅行先で「Library」という言葉を目にすると、どうにも気になって仕方ない。僕の同僚にもそういうヒトは多いから、これも一種の職業病の一つかもしれない。 今回のダラムサラ訪問でも、ガイドブックに「チベット文献図書館」という言葉を見つけた途端に居ても立ってもいられなくなって、早速足を運んだ。が、その日は日曜日=休館日ということで、あえなく退散。気を取り直して、その二日後に再び訪れた。 チベット文献図書館(The Library of Tibetan Works and Archives)は、アッパー・ダラムサラ(マクロード・ガンジ)から少し坂道を下ったところにあるチベット亡命政府官庁の敷地内(カンチェン・キション)にある*1。議会前の広場を見下ろす場所だ。ここまで、時間にすればゆっくり歩いて20分といったところか。ただし、帰りは登りなので、もう少しかかる。 さて、二度目のこの日は、ル