日本とスペインを結ぶ直行便が18年ぶりに再開し、両国を行き来する観光客が増加する中、最初の便の出発を前にマドリードの空港では、スペインの観光客に日本の文化をアピールしました。 今回の直行便再開は、こうした観光客の増加に対応したもので、空港でのセレモニーでは、着物姿の女性が日本舞踊を披露するなどして、スペインから直行便で日本に向かう観光客に日本の文化をアピールしました。マドリードから成田の間の飛行時間は13時間余りと、これまでよりも3時間以上短縮されるということで、セレモニーのあと、乗客321人を乗せて満席となった最初の便が出発しました。 9回目の日本旅行だというスペイン人の30代の男性は「直行便だと体が楽で、日本にすぐ到着できるのでうれしいです」と話していました。イベリア航空のルイス・ガジェゴCEOは、「順調に利用客が伸びれば、現在の週3便から毎日の運航に増やすとともに、機体の大型化も検討