船釣りで釣れる寒サバや、スーパーなどで売られている脂が乗ったサバに比べると、波止で釣れるサバは脂の乗りも少なく、ちょっと物足りないイメージがある。ところが下処理と料理法次第で、絶品の身に生まれかわる。今回はそんな重要な下処理の方法とオススメ料理を2つ紹介したい。 (アイキャッチ画像提供:WEBライター・伴野慶幸) Tweet 波止サバの味はイマイチ? 新鮮なサバを手に入れられるのは釣り人の特権。ところが釣ったサバを家に持ち帰って料理してみたら、何かが足りない。パサパサして美味しくなかった。そんな残念な経験をした釣り人はけっこういるのではないだろうか。 船釣りで釣れる丸々と太ったサバと違い、波止釣りで釣れるサバは最長でも40cm余り。30cm前後の中サバや、ファミリーフィッシングで釣れる小サバとなると、脂の乗りが足りず旨味も劣るのが正直なところだろう。 漁師の獲るサバやノルウェー産の輸入サバ
投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部 2021年7月15日 虎の尾に似た横縞模様に、まっすぐに伸びる葉の姿が美しいと観葉植物のなかでも高い人気を誇るサンスベリア。乾燥に強く育てやすいといわれるサンスベリアだが、丈夫にいつまでも美しい姿を保つためには適度に肥料を与えることも重要だ。今回はサンスベリアにおすすめの錠剤タイプの肥料や液剤タイプの肥料、100均で手に入る肥料を紹介する。 サンスベリアを元気に美しく育てるためには、生育期である春から秋(5月~9月)にかけて定期的に肥料を与えることが大切だ。ただし、過剰な肥料や、サンスベリアにとって休眠期である冬に肥料を与えると養分過多で肥料焼けを起こし、枯れてしまう恐れがあるので注意しよう。 サンスベリアに錠剤タイプの肥料を与える場合は、緩効性化成肥料がおすすめだ。緩効性化成肥料とは、肥料成分がゆっくりとしみわたり、1~2か月間は効果が持続する肥
室内で植物を栽培するのに最適なのが、土を持ち込まない水栽培です。 水栽培でも、種からスプラウトを育てたり、大根やネギの切れ端や芽の出てきたお芋を育てたりすることもでき、根や葉っぱが伸びて成長していく姿を手に取るように楽しむことができます。 水栽培というと、ヒヤシンスなどの球根を育てるものと思いがちですが、サボテンなどの多肉植物も水栽培でき、ハイドロボールを使って観葉植物を育てたりすることも水栽培のひとつです。 誰でも簡単にお金を掛けずにチャレンジできるので、今日からお部屋でグリーンを育てるグリーンライフをはじめてみませんか。 水栽培の基本は、水をこまめに入れ替えること、これにつきます。 冬場は2〜3日ごとの水替えでも水はすぐには腐りませんが、夏場は1日数回水換えする方がうまくいきます。 エアーポンプを活用して水を循環させると、水中の酸素が増えるために植物の生育がよくなる上に、水が腐りにくく
アメリカ・ウッズホール海洋生物学研究所により、イカは自らの力で遺伝子編集できることが判明しました。 一般的には生物の細胞の核内で生じるRNA編集を、「核外」で行うことができるというのです。 こうした特徴は他の生物には見られず、地球上でイカのみと思われます。 研究の詳細は、3月23日付けで「Nucleic Acids Research」に掲載されました。 イカの神経細胞はセントラルドグマから逸脱していた私たちの体をつくるタンパク質は、DNAにコードされた設計図を、様々な種類のRNAが仲介することによって生成されます。 このDNAを出発点としたRNAの仲介を介して行われる一連のタンパク質生成過程は「セントラルドグマ(中心教義)」と言われており、現代の分子遺伝学の中心となっている原理です。 この一連の過程の中で、最も際立っている存在がRNAです。 Credit: kenq セントラルドグマにおい
そこで「ヤマザキさん、虫好きだしカブトムシのペアいりませんか」とお声がけいただき、まあ、毎年うちにカブトムシ夫妻がご臨終までの期間過ごすのは定例になっているので、今年も引き受けることにした。
東アフリカで大発生したバッタの大群が、海を越えて中東、さらに中国やインドに迫っている国連の食糧農業機関はその大発生の規模を「70年に一度」のものとも表現しているこれによって懸念される食糧不足は人道危機であるばかりか、新型コロナの影響を受ける日本のサプライチェーンをさらに揺さぶりかねない 新型コロナに揺れるアジア諸国にもう一つの危機が迫っている。アフリカから飛来し、各地で農産物を食い荒らしてきたバッタの大群が、中国西部にまで接近しているのだ。 コロナ蔓延に続くバッタ来襲 中国政府は3月1日、地方政府にバッタの来襲に備えるよう通達した。それに先立って、2月末から西隣のパキスタンにも、バッタの大群による農作物などへの蝗害(こうがい)を防ぐための専門家チームを派遣している。 パキスタンは中国の「一帯一路」構想にとって最重要拠点の一つだ。その意味で、この支援は不思議でない。 しかし、いうまでもなく中
神奈川県三浦市にある研究施設「神奈川県水産技術センター」では、身の少ないウニに「キャベツ」を食べさせて養殖する取り組みを5年前から行っています。おいしそうにキャベツを食べるウニたちの姿が、Twitterで人気を集めていました。 近年全国の海岸では、ウニのエサとなる海藻の生育が追いつかず、身の少ないウニが大量発生するという被害が深刻化。そこで神奈川県水産技術センターは、三浦半島沿岸のウニを回収し、養殖することにしたそうです。 廃棄予定の三浦半島産「キャベツ」を与えてみると、可食部が増え、うま味成分もアップ! さらに身の色をよくするために、「みかん」を与えることもあるのだとか。 日本テレビ報道局のネット視聴対応番組「the SOCIAL(ザ・ソーシャル)」のTwitterアカウント(@thesocial24)がアップした“キャベツウニ”の動画が大反響を呼び、動画を観たユーザーからは、 ・ウニが
「事実は小説よりも奇なり」と言うが、小説の題材となった実話には、すぐには信じられないようなエピソードもある。なかでも小説『白鯨』の元になった実話は、さらに壮絶だった。 ギャラリー:28年間たった1人で彼が孤島に暮らし続けた理由 写真13点 南太平洋で捕鯨船が巨大クジラに激突され、乗組員たちは手漕ぎボートで3カ月近く漂流する。食糧が底をつき、空腹と狂気に苦しめられた彼らが生き延びるためにとった行動は・・・。 19世紀、捕鯨は生活に不可欠だった。鯨油はランプの燃料やろうそくの原料になり、鯨蝋はさまざまな薬に使われた。捕鯨は手堅く報酬を得られる一方で、きわめて苛酷な仕事でもあった。 米国の捕鯨産業の拠点は東海岸のナンタケット島にあったが、最も豊かな漁場は南太平洋。男たちは大西洋を南下し、南米最南端のホーン岬を回る1万2000キロの困難な旅を経て、やっと仕事に取りかかるわけである。捕鯨船エセックス
エアープランツを知っているだろうか? 土がなくても育つという植物で、おしゃれインテリアアイテムとして人気である。チランジアやティランジアとも呼ばれる。少し大きなホームセンターに行けば売られているし、ダイソーで見かけたことのある人も多いかもしれない。 私は激怒した。エアープランツの間違った育て方がネット上に氾濫しているからである。検索をかけるとおおよそ植物系のキュレーションメディアみたいなサイトが上位を占めることとなっているが、だいたい間違えている。Googleも植物の育て方についての真偽を見抜く力はないようだ。 間違った知識を基に植物を過酷な環境で育てて枯らせてしまっても有罪ではない。なぜなら植物には脳がないからである。我々が植物に同情したり、罪悪感を抱いたりする必要はどこにもない。 だけど、どうせなら元気に育てたいじゃない。 本稿では、巷に溢れるエアープランツの間違った育て方をあげつらっ
琥珀といえば、樹脂が長い年月をかけて化石化したもの。ところがその中から意外なことに、海の生物アンモナイトが見つかった。おそらく初めての発見という。中国の古生物学者、ユー・ティンティン氏の研究グループが5月13日付けの学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に発表した。 ギャラリー:9900万年前のカエル化石、琥珀の中に発見 写真5点 アンモナイトは絶滅した海の軟体動物で、タコやイカの仲間。陸に上がることのない生物が、陸上でできるはずの琥珀から見つかるのはきわめて異例で、かつて海底だった場所から恐竜が見つかるようなものだ。 「通常、琥珀の中から見つかるのは、地上の昆虫や植物、動物だけです。海の生物が見つかるのは、とても珍しいことです」と、論文の共著者で、南京地質古生物研究所の古生物学者であるワン・ボー氏は語る。 研究者たちは、海岸線に生えていた木の樹脂が、砂浜に流れ着いたアンモナイトの殻
カニとは何か? カニをカニたらしめるものはいったい何だろうか? 奇妙なカニの化石の発見によって、その答えが簡単ではないことがはっきりした。さらに、大規模な遺伝子研究とあわせ、カニの進化にいま新たな光が当てられようとしている。 【動画】常識覆す奇妙な新種のカニの化石と復元CG 4月24日付けの学術誌「Science Advances」に、現在のコロンビアで発掘された約9000万年前の化石に関する論文が発表された。この場所で発掘された化石の保存状態は素晴らしく、1センチ以下の小さなエビが見つかるほどだ。そんなことは極めて珍しく、熱帯ではこれまでに数カ所しか見つかっていない。 この場所から、ある奇妙なカニの化石が数十個発見された。それは、これまでに見つかっているどのカニとも似ていなかった。球状の大きな目や、オールのような大きな前脚、脚に似た口器など、今日のカニの幼生と成体の特徴を併せもっている。
世界屈指の荒れた海に、普通のシャチとはだいぶ違った幻のシャチがいる。「タイプD」と呼ばれるシャチだ。 このほど初めて、科学者たちが野生のタイプDに接触し、調査することに成功した。米海洋大気局(NOAA)の研究者ロバート・ピットマン氏は、このシャチは新種である可能性が「非常に高い」と言う。 科学者チームがこのシャチの群れに遭遇したのは2019年1月。場所は、南米の最南端にあたるチリのホーン岬から約100kmの、ピットマン氏いわく「世界で最悪」の荒れた海域だ。 タイプDのシャチの存在はこれまでも知られていた。ただし、1955年に大量座礁が一度あったほか、アマチュアによる写真や映像、漁師の証言などがあるだけで、鯨類の専門家が野生下の個体に遭遇したことはなかった。普通のシャチとは違い、タイプDのシャチは頭部が丸く、背びれは尖って幅が狭く、アイパッチと呼ばれる目の上の白い模様が非常に小さい。体長も数
約2万8千年前のマンモスの化石から取り出した細胞核の動きを確認することに成功したと、近畿大の入谷明名誉教授らの国際研究チームが11日、英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に発表した。 【写真】ドリルを使ってマンモスの筋肉を採取する研究者ら=近畿大提供 マンモスは、ロシア北方のサハ共和国の永久凍土から2010年に発見された「YUKA(ユカ)」(メス、体長約3・5メートル)。保存状態が良く、チームは脚から筋肉と骨髄の組織を採取。そこから生物の遺伝情報を担う細胞の核を抽出し、マウスの卵子に注入した。すると、細胞分裂の直前に起こるような動きが確認できたという。 具体的には、細胞核43個のうち、5個で細胞分裂の直前にできる「紡錘(ぼうすい)体」を形成。そのうち1個は、新たに細胞核をつくろうとしているように見えたという。マウスの卵子がもつ、DNAを修復する能力によって、動く様子が確認できたとみら
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く