先日、ツイッターを眺めていたら、タイムラインに次のような内容が流れてきました。 「自閉症スペクトラムの人は『食べること』に関心がない人が多い気がする」 確かに食べることに対して固執しない当事者は存在しているといえるでしょう。何せ興味・関心の幅の狭いのが特徴の、この障害。関心あるものとないものが、はっきりと分かれているものです。食べることに関しても、それが当てはまっているといえます。 自閉症当事者として数々の著書をお出しになっている、とある女性は 「自分にとっては、食べることはかなりの労力を要する」 と、ご自身の著書にお書きになっていました。これも食べることへの関心が薄いことの表れではないかと思います。関心があるならば、食事を「労力」とは感じないでしょうから。 しかし、物事への関心がありすぎるかなさすぎるか、両極端に分かれがちのこの障害です。食べることに関心がない当事者がいれば、逆に関心があ