県内のハローワークを通じて2009年度に新たに求職を申し込んだ障害者は8029人で前年度比8・6%増と過去10年で最も多くなったことが、神奈川労働局がまとめで分かった。内訳では精神障害者が17・1%増の2477人。労働局は「発達障害者が障害者手帳を取得して求職する動きが進んでいる」と分析している。 就職件数は1968件で8・6%減と11年ぶりに減少。厳しい経済環境が影響し製造業や卸売・小売業、サービス業への就職が減少した。精神障害者の就職数は8・4%増となった。 就職率は24・5%と全国平均の36・0%を大きく下回った。解雇者数は61人で32・2%減。