【動画】現代のカイロ東部の住宅地で、ラメセス2世をかたどったとみられる像を掘り出す作業中の考古学者。(解説は英語です) エジプトとドイツの考古学チームが、古代エジプトの石像を発見した。史上最も有名な君主の一人をかたどったものである可能性が高いという。 エジプトの首都カイロの労働階級の住宅地で、古代エジプトのファラオ(王)、ラメセス2世とみられる像が地下水の中から発見された。(参考記事:「古代エジプトの「税を決める井戸」が見つかる」) 「像の胸から頭の下部までの部分を発見しました。現在、頭部を取り出したところで、王冠と右耳、右目の一部が見つかっています」と、エジプトのハーレド・アル・アナニ考古大臣はロイターに語った。 この約8メートルの像は珪岩(けいがん)で作られており、およそ3000年前のものだとみられる。エジプト考古省は、これは重要な発見であると歓迎した。ファラオの名を示す銘はないが、ラ
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