恋愛にまつわる二つのドラマの感想。二作とも少女マンガが原作。『山田太郎ものがたり』と『ホタルノヒカリ』。 『山田太郎ものがたり』ではエリート校の男子生徒の「玉の輿」に乗ることに憧れる女生徒と、じつは大金持ちだと勘違いした男子生徒が極貧だったという話を軸に展開される。どちらかというと貧乏がハート・ウォーミングなものとして描かれる。 おそらくこれは女性の「玉の輿」幻想を笑うテーマをもつのだろう。女性の男性にたいする高飛車な幻想や理想を批判しながら、かつその健気さを自虐的に可愛がる。 女性の七割は年収600万以上の男性を結婚相手に希望するが、現実は結婚適齢期の男性の7割が600万以下で、4割が200万から400万のレベルである。年収600万といえば、たったの5%ほどしか存在しないそうだ。 こんな破天荒な理想を女性はしゃーしゃーとのべて、現実を見ないし、知ろうともしない。そういう突拍子もない理想を
編集家・竹熊健太郎さんのウェブサイトで、「フジでオマイラキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」という記事を拝見した。この記事において竹熊さんは、「才能無き者が無いままにクリエイターとして突き進んでいくこと」に関して色々なことを書いている。自分にそれほどの才能や情熱が無いにも関わらず、オタク趣味ばかりにエネルギーを差し向け続けたまま、いい歳に来てしまった人がどうなるのかについても、フジテレビ「プレミア5」の放送内容と合わせて解説している。とても面白い内容なので、まだ読んでないオタクさんは是非一度読んでみて欲しい。 それはそうとして、この記事を読んで私が思い返したのは、「そういえば最近、オタク仲間と話をしている時に、オタク中年化問題が話題になることが多いなぁ」ということである。ある程度オタク界隈に詳しい人と話をすると、なにかしらの形でオタク中年化問題が話題に出ることがある。このテキストでは、オタ
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