2008年10月30日、任天堂は2009年3月期通期の利益予想、簡単に言えば今年度の儲けの予想ですね、これを下方修正しました。今年は最初考えていたよりもどうやら儲かりそうもないぞ、ということを発表したわけです。どのくらい儲からないかというと、経常利益、つまり任天堂の経済活動全体で得られる利益で、1200億円ほど今までの予想を下回りそうだと発表されました。 1200億円ってあまりに大きな数字でピンときませんが、なんだか大変そうだということは分かりますよね。しかし、あら、ゲームが売れてないのかしら、と思ったら大間違い。Wiiの本体、そしてWiiとニンテンドーDS(以下DS)のソフトの販売数については、むしろ予想を上方修正しています。思ったよりもたくさん売ることができそうだぞ、と。 売れているのに儲けは減るって変な話ですよね。原因となっているのは、今ニュースなどで盛んに叫ばれているキーワード、円