2013年06月11日21:00 カテゴリ 写真・まとめ 前進翼実験機、グラマン『X-29』NASA、DARPA(国防高等研究計画局)運用記録写真【写真16枚・動画1点】 1970年代に入り、急速に進歩してきた複合素材を軍用機への適用実証をかね、米空軍、NASA、DARPA(国防高等研究計画局)が共同で研究開発に取り組んだ前進翼実験機『X-29』の運用記録写真です。X-29は経費節約と制作期間短縮のためノースロップ「F-5」軽戦闘機を基本とし、F-16Aのフライ・バイ・ワイヤとサーボ駆動システムを組み込み、油圧系はA-6からと現用機から多くの部品とシステムを流用し1号機は米空軍の退役機を、2号機はノルウェー空軍から返還された機体を改造しました。最大の特徴である前進翼はダーバージェンスに対抗するためアルミ合金とチタンを使用し、外板にはグラファイト・エポキシ樹脂板を導入した当時の最先端複合材成