記事一覧 2008年2月21日 学校選択制は、「ダメな学校」を構造的に作り出す ~「教育の質の選択」という神話 保護者や子どもの側からしてみれば、学校を選べることは、メリットこそあれ、不利益はないように思えます。でも、それは「保護者と子どもが学校をちゃんと選べる」ということを前提とすれば、の話です。 2007年11月30日 なぜ「ゆとり教育」は失敗したのか? ~学校は「有限」の資源である【後編】 ものを知らずして「創造力」や「独創性」が単独であるわけではない。知識を組み合わせるような学力には、そのためのストックが必要だ、ということを前回お話しました。その傍証となるようなデータを紹介します。 2007年11月16日 なぜ「ゆとり教育」は失敗したのか? ~せっかちな創造性の追求【前編】 11月7日に、文科省が新しい学習指導要領の「審議のまとめ」を発表しました。「ゆとり教育」という言葉こそ使われ
【特命助手サイトーの前説】 前回もたくさんのコメントをいただき、ありがとうございました。前後編合わせると、200件近くを頂戴しています。賛否いずれにせよ建設的な意見が多く、助手としてうれしいかぎりです。教員をとりまく現状については、今後もさまざまなテーマの中で、広田先生にお話しいただく予定です。教育再生会議や中央教育審議会の動向にも目を配りながら、準備を進めていますので、長い目でこの連載を見守っていただければと思います。 さて今回は、昨年末に成立した改正教育基本法に焦点を当てています。というのも、マスコミの報道では、教育基本法改正の中身は説明するものの、「教育基本法が変わって、学校現場はどう変わるのか」という肝心な点についてのアナウンスは少ないように思えるからです。 第1回目の「前説」でご紹介しましたように、広田先生は教育基本法改正反対論者です。どうも教育基本法の反対派は「軍国主義の復活だ
(【第1回】から読む) 今回は、経済学の7大原理の3番目、「通常、市場は経済活動を組織する良策である」からお話を始めましょう。 これは大変重要なポイントです。人々がお金を払ったり、受け取ったりして取引をするマーケットがある。このマーケットの力を使うのが経済活動を組織する良策だというのが経済学の基本中の基本です。 ミクロ経済学という分野では、マーケットがいかにうまく資源を配分するかを研究します。その結論が、市場というのは非常にうまく働くということです。こう聞くと「本当か?」と疑問に思う方がいるかもしれません。しかし、これは相当、本当なんです。 我々の身の回りのものはすべて、作りたい人が作りたいだけ作り、買いたい人が買いたいだけ買えると言っていいでしょう。政府がどれだけ作りなさいなどと決めているものではありません。誰も何も考えないで、何でもいいですよというのが、実は一番うまく物事を処理する方法
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 日本郵政グループの郵便事業株式会社(日本郵便)が宅配便事業「ゆうパック」でその底力を見せつけた。7月1日から日本通運の宅配便事業「ペリカン便」を統合し、取り扱う荷物の数を1日約60万個から100万個前後とほぼ倍増させたにもかかわらず、当初の遅配件数を1日わずか6万から7万個に抑え込んだからだ。 新聞やテレビは、ゆうパックの遅配問題を大きく取り上げ、荷物が予定日に届かなかった利用者の怒りの声を伝えている。遅配になった荷物の総数は7月6日の段階で34万を超えており、その荷物を送った人あるいは待っていた人が立腹するのはやむを得ない。 しかし、34万個以外の荷物は運ばれている。1日100万個として6日間でざっと600万、このうち560万個は運べた計算
鳩山由紀夫内閣は普天間基地の移設問題で足をすくわれた。菅直人内閣は消費税論議でつまずいた。昨年秋に鳴り物入りで登場した民主党政権が迷走を続けている。有権者が政権交代を求めた理由はさまざまだろう。だが、多くの国民は「こんなはずではなかった」と首をかしげているに違いない。 ただし、菅首相が掲げた今後の民主党政権の指針である「Manifesto2010」を見ると、菅首相の外交・安全保障政策は、鳩山前首相のそれに比べて進歩が見られる。両者を比較する際に使ったものさしは「歴史的視点」だ。日本が直面する課題は、民主党内の権力闘争や新たな連立の行方などではない。真に重要なことは、新しい国際環境を生き抜く力のある政府をいかにつくるかである。そのために菅首相は、歴史的視点に基づき、「現在」の政治経済状況を踏まえたスタンスを取ることが必要だ。 「現在」は、既に「ポスト冷戦後」の時代に移行した。ソ連の崩壊により
今、お読みのあなたに勧めます。「是非、ファンクショナル・アプローチを知っていただきたい」ということを。知るだけじゃなく、使っていただければ、なお嬉しいです。 何のためにこんなことを言うかというと、ファンクショナルな視点でモノゴトを見ていけば、きっとあなたの今の問題や悩みが違って見えてくると思うからです。 「なんだ、そんなところで悩んでいたのか」 「そうすると、こんなやり方でもいいかもしれない」 といったことに気づいていただきたいからです。 問題や悩みを解決する方法は、世の中にたくさんあります。私は、それらを否定はしません。むしろ、推奨です。私が、お伝えしたいところは、やり方ではなく、考え方なのです。視点の持ち方といいますか、モノゴトのとらえ方です。 ファンクショナル・アプローチとは、問題となっているモノゴトから、あえて離れ、本質となるファンクションから問題を解決しようとするアプローチ方法で
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