強制わいせつに「不起訴不当」 新潟検察審査会 新潟検察審査会は28日までに、2011年に加茂市内で女性=当時(28)=を脅して体を触るなどしたとされた男性受刑者(33)を不起訴とした新潟地検の処分に対し、「不起訴不当」と議決した。地検は再捜査した上であらためて処分を決めることになる。 議決は24日付。同審査会によると、受刑者は11年12月23日、加茂市内で止まっていた女性の車に乗り込み、女性を脅して体を触り、携帯電話や車のドアバイザーを壊したとして、強制わいせつと器物損壊の容疑に問われた。地検は昨年8月に不起訴としたが、女性は処分を不服として同審査会に審査を申し立てた。 審査会は、容疑を認めた受刑者の供述が、女性が話した内容と一致しており、受刑者の担当弁護士から被害弁償の申し出があったことなどを理由に不起訴不当とした。 新潟地検は「議決理由を尊重して再捜査を行い、処分を検討したい」と