4月1日といえばエイプリルフールであり、ネット内外では例年さまざまなイベントが企画されている。しかし先日の震災は東日本を中心に大きな傷跡を残しており、石原都知事は「桜が咲いたからといって、一杯飲んで歓談するような状況じゃない」と述べ、エイプリルフールを自粛するべき、という意見も多い。そのため、毎年大騒ぎを行っているネット業界ではエイプリルフールをやるべきかどうか、迷っている企業/団体が続出しているようだ。これに対し4月1日、経済産業省は『今年は「輪番エイプリルフール」が好ましい』という見解を発表した。 「輪番エイプリルフール」とは聞きなれない言葉だが、各地で一斉にエイプリルフールを行うのではなく、あらかじめ地域ごとに決められたグループごとに指定された時間内でエイプリルフールを楽しむ、ということらしい。対象は東日本に限らない日本全土となっており、どの地域がどのグループに属しているかは経済産業