東広島市西条・竹鶴酒造の杜氏 石川達也の家で瀬戸内の恵みと酒をいただく。竹鶴社長、この食材は最高ですナ! 2008年8月20日 from 出張 ホロホロと崩れそうな白身肉に、グリーンの鮮やかなペーストが添えられている。いったいこれなに?と食べてみてビックリ、肉質は実にホロホロと気持ちよく崩れ、実に味わい濃ゆく、軟骨のバリバリ感も味わえる逸品である。緑のペーストの適度な酸味と強い刺激のある香りは、身肉の独特なクセを押さえてあまりある。 これ、 実はエイの肉である。エイはもともと、死ぬとアンモニアを発生させて腐敗の進行が遅くなるので、内陸ではサメの肉とともに重用されたという。けれどもこのエイは鮮度の佳いものを茹で上げたもののようで、実に上品かつパワフルな味であった。 「これはヤマケンに、うち(竹鶴酒造)の社長から差し入れ。ワシは今日は行けんから、せめてこれを食わせてやってくれって持たせれくれた