スーダン首都ハルツームで行われた抗議デモでVサインを示す女性(2019年6月30日撮影)。(c) ASHRAF SHAZLY / AFP 【7月1日 AFP】スーダン各地で先月30日、暫定軍事評議会の統治に反対する数万人の抗議デモが行われた。デモ隊に近い医師委員会によると、デモ参加者が狙撃されて北部の都市アトバラ(Atbara)で1人、首都ハルツームに隣接するオムドゥルマン(Omdurman)市で4人の計5人が死亡した。 今回のデモは、先月3日に首都の軍本部前に座り込んでいたデモ隊が強制排除され多数の死傷者が出た後としては初の大規模デモ。医師委員会は、死亡した5人の他に数人が重傷を負い首都ハルツームおよび各地の病院で手当てを受けていると発表した。医師委員会は、狙撃したのは「軍事評議会の民兵」だとしている。 これに先立つ同日、トップの軍司令官は文民政権を求めるハルツームの大規模デモで、少なく