デンマークの自治領フェロー諸島で行われたイルカの追い込み漁。環境NGOシー・シェパード提供(2023年6月14日撮影)。(c)AFP PHOTO /HANDOUT/SEA SHEPHERD UK 【6月16日 AFP】デンマークの自治領フェロー諸島(Faroe Islands)当局は15日、物議を醸している伝統のイルカ追い込み漁について、漁期が始まった5月からこれまでに500頭以上が捕獲されたと発表した。 フェロー諸島では、半円状に展開した漁船団がイルカやゴンドウクジラを浅い入り江に追い込み、浜辺で待つ漁師がナイフで捕殺する漁が行われてきた。 自治政府の担当者はAFPに「昨日は漁が2回行われた。これまでの報告では、1回の漁でそれぞれ266頭と180頭が捕獲された」と話した。今回を含め、今季は5回の漁が行われている。 環境保護団体「シー・シェパード(Sea Shepherd)」は、漁を妨害す
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