(シリーズ:チベット弾圧2008【4】へ) きょうは台湾総統選挙の投票日ですね。先行逃げ切りを狙う国民党・馬英九に対し終盤で猛チャージをかけ巻き返した民進党・謝長廷。香港紙の多くは「馬英九で安泰」といった報道を行っていますが、香港人は世論調査を行えば最低でも7割が「台湾独立に反対」と回答する土地柄ゆえ、純粋な予測記事なのか願望が多分に混じったものなのかよくわかりません。 私の場合、願望でいうなら「台湾は台湾らしくあるべき」という色彩がより濃い謝長廷さんに勝ってほしいところです。日本にとっても台湾が中国に取り込まれる方向に進むことは望ましくないと思います。 ……ただこれは願望であって、予測はとなればもうお手上げで結果を待つしかありません。そもそも「選挙は水もの」という言葉がありますし、さきの立法委員選挙に比べれば投票率が高まるであろうこと、つまり浮動票の影響力もフタを開けてみないことにはわか