皆様、こんにちは。SIGMAの大曽根と申します。1987年にSIGMAに入社して以来、技術者としてカメラ/レンズの開発に携わってきました。レンズ開発の責任者を経て、SIGMA GLOBAL VISIONがスタートした2012年からは、商品企画部とOEM・新規事業部の部長として、SIGMAの製品開発の上流部分から携わっています。 ただし、「生粋の技術者」というよりは、中学・高校・大学と写真部だったカメラマニア、レンズマニア、と言った方が実態に近いかもしれません。 30年以上にわたってSIGMAの製品開発に関わってきた立場から、製品開発の歴史やその魅力を、時代や市場の背景、今だから言える失敗談(笑)なども交えてお伝えできればと思っています。 初回となる今回は、Photokina 2018で発表した新製品、60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sportsのバックストーリー