勇者ヴォグ・ランバ(1) (アフタヌーンKC) 作者: 庄司創出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/01/23メディア: コミック購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (17件) を見る先日読んだ「三文未来の家庭訪問」がとても面白かったので買ってきたんですが、これもとっても面白かった。 「終末核戦争を回避するため、システムに自由意思を委ねることを選んだ世界」のお話。 ペインフリーという、脳に作用して「苦痛なし」になる技術(?)が実用化されつつある状況下の戦闘区域で、体制派である主人公のヴォグ・ランバがかつての恋人であり反体制派の女性にさらわれるところまでが第一巻です。 読みながらなんとなく思い浮かべていたのだけど、1巻末に この漫画は故・伊藤計劃さんの一連の小説に影響を受けておりまして、一部似た設定が出てきます。本作のテーマのひとつとして伊藤作品の投げかける普遍的な問