こんにちは。アーキテクト部の廣瀬です。 私は2021年7月に、Data PlatformカテゴリにおいてMicrosoft MVPを受賞しました。昨年に続き2度目の受賞です。これからも受賞し続けられるように引き続きがんばります。 弊社ではサービスの一部にSQL Serverを使用しています。以前テックブログでSQL Serverの障害調査フローをご紹介しました。その中で動的管理ビュー(Dynamic Management View:以下、DMV)と拡張イベントの情報を保存(ロギング)しておき、障害調査に活用していることをご紹介しました。このロギングによって障害発生時の原因特定率が劇的に向上しています。具体的なトラブル解決事例を、以下のテックブログで紹介していますので、よろしければご覧ください。 techblog.zozo.com techblog.zozo.com techblog.zoz
Databases are essential workers in nearly all applications. They form the bedrock of a data architecture—handling transactions, record-keeping, data manipulation, and other crucial tasks on which modern apps rely. But for as long as databases have existed, people have looked for ways to speed them up. With databases so central to data architecture, even small reductions in throughput or latency pe
こんにちは。ECプラットフォーム部の廣瀬です。 弊社ではサービスの一部にSQL Serverを使用しています。今回は2020年度に発生していたSQL Serverに関連する障害について、調査から対策実施までの流れを紹介したいと思います。これまでも弊社テックブログにて、SQL Serverに関するトラブルシューティングをいくつか紹介してきました。 techblog.zozo.com techblog.zozo.com techblog.zozo.com これらの記事と今回の記事の最大の相違点としては、「最後まで明確な原因の特定はできなかった」という点です。できる限り詳細な調査を実施しましたが、最後まで原因の特定には至りませんでした。そのような状況下において、どのようなフローで調査を実施し、最終的に障害が発生しない状況を作ることができたか紹介します。 SQL Server以外のデータストアを運
こんにちは。アーキテクト部の廣瀬です。 弊社ではサービスの一部にSQL Serverを使用しており、BigQuery上のデータ基盤へテーブルを連携しています。連携の仕組みは非常によくできているものの、データ不整合や遅延が発生し得るという課題を抱えていました。しかし、SQL Serverのスナップショット分離レベルを導入することでそれらを解決できました。本記事では、抱えていた課題および解決までの流れと、スナップショット分離レベルを導入する際に気を付ける点を紹介します。 データ基盤連携の方法と課題 データ基盤との連携方法は、日次連携とリアルタイム連携の2種類です。それぞれの連携方法と抱えていた課題について説明します。 日次連携 1日1回、SQL Server専用の一括コピーツールである「bcp」を使用してテーブル全体のデータを取得する連携方法です。データ取得時のSQLのイメージは以下の通りです
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