フィッシュペプチドとは？ アンセリンが尿酸値を下げる！ということで、僕ら痛風ベテランはサプリメントを選ぶときに、まずアンセリン含有量をチェックしますよね。その時によく見かける「フィッシュペプチド」、これ一体何でしょうか。 アンセリンとは、β-アラニンとメチルヒスチジンという2つのアミノ酸が結合したイミダゾールペプチドの一種です。このイミダゾールペプチドには、鳥の筋肉に含まれるアンセリンやカルノシン、カツオやマグロなど回遊魚の筋肉に含まれるアンセリンを含むフィッシュペプチド、クジラ由来のバレニンなんかが含まれます。 アンセリンは動物や魚の筋肉に含まれる成分で、鶏肉から抽出されたものと、カツオやマグロなど回遊魚から抽出されたものをよく見かけますよね。この回遊魚から抽出したものがフィッシュペプチドです。 さて、ここで注意しなきゃらならないのは、フィッシュペプチド＝アンセリンではなく、フィッシュペ

痛風患者はほとんどが男性？ あなたは痛風です、と言われると男性の僕でも恥ずかしかったくらい、痛風には肥満気味の中年男性の贅沢病、というイメージがありますよね。特に性別に関しては、痛風に悩む女性ってあまりイメージできません。実際に1992年の医大による調査では痛風患者の98.5%が男性、女性はわずか1.5%でした。 これはなぜかというと、もともと尿酸の血中濃度、つまり血清尿酸値が女性は低いんです。エストロゲンという女性ホルモンが腎臓に働きかけて、尿酸を排泄するよう促すので、もともと蓄積されている尿酸値も男性より低い上に、排泄する働きも強いということですね。 痛風の発作が起きやすくなるのは、血清尿酸値が7.0mg/dLを超えた状態が続いたときですが、男性は通常の尿酸値から1.5mg/dL上昇するともうこの値に到達してしまいます。一方女性は3.0mg/dL上昇しないとここには届きません。 痛風の

安全なサプリメントを見分けるポイント サプリメントを飲むということは、身体の状態を気にかけ、自ら健康状態を良くしようとしているワケなんですが、今地球上で星の数ほど販売されているサプリの中には絶対的に安全、安心と言えるものは多くはありません。安全、安心、そして自分に合っているかどうかを知るには、自分で情報を集め、見分ける力を身につけるしかないんです。 まずできることは、商品裏に書かれている原材料を確認すること。サプリメントには、原材料を多く使用している順に書かなければならない、という決まりがあります。なので原材料に書かれている順番がとても重要です。添加物が上位に来ているものは要注意ということですね。 次に、第三者のチェックが入っているかどうかがポイントです。添加物の表示も、第三者のチェックがなければ信用に値しないとも言えます。アメリカには「アメリカ食品医薬品局（FDA）」、日本には「医薬品及

プリン体が分解されて尿酸になるのを防ぐ働きを持つ最も有名な栄養素に「アンセリン」というペプチドが挙げられます。アンセリンは尿酸の過剰生産を抑えるだけでなく、尿酸を排出しやすくする効果もありますから、日常的に摂取することで尿酸値を正常に保つ効果が期待できるのです。 また、「痛風になりにくい体」づくりができる、抗炎症作用や抗酸化作用などの健康成分を豊富に含んだ「キャッツクロー」というハーブが、今日大変注目されています。免疫力を高め、炎症を抑える効果により、痛風を予防するだけでなく、症状の軽減や痛みの緩和にも効果が高いと言われています。 大切なのは、人工的に合成されたビタミンなどではなく、こうした自然由来の成分を粉砕して凝縮しているサプリメントを正しく選び、取り入れることなのです。