MENU 押井守監督が作るはずだった『ルパン三世』 2016年10月15日 押井守監督が、劇場版『ルパン三世』の監督を務める予定だったのをご存知でしょうか。 宮崎駿監督の『ルパン三世 カリオストロの城』公開から5年後の1984年。テレビシリーズ『ルパン三世 PartⅢ』の放映に伴ない、第3作目となる劇場版『ルパン三世』の製作が決定しました。 当初は宮崎駿監督に、再び監督要請が行きました。しかし、宮崎監督はこれを拒否して、当時宮崎監督の事務所「二馬力」に居候していた、押井守監督を推薦します。 この頃、押井監督は『うる星やつら』で評判となり、「天才少年」と噂されていたこともあって、すんなりと監督就任が決まります。公開時期まで決まり、劇場ではチラシが配布され、押井監督の『ルパン三世』が告知されました。 しかし、ここまで進みながら、押井版ルパンは頓挫してしまいます。その理由は、押井監督が拘った脚本