〈前編はこちら〉 アニメのお仕事は「リファレンス」から始まった ―― 前編では、いわゆる「3DCGキャラの中の人=モーションを担当するアクター」という職業が脚光を浴びるきっかけとなった「ゲーム」とCGライブのお仕事、そして原田さんがモーションアクター専門会社を立ち上げるまでをお伺いしました。後編では「アニメ」の世界で本格的にモーションキャプチャーが使われ始めた時期やその経緯から教えてください。 原田 アニメでモーションキャプチャーを使ったのは、アイドルマスター(以下、アイマス)の劇場版(『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』/2014年1月)、それから京都アニメーションさんの『境界の彼方』のダンスシーン※ですね。 ※短編アニメ『きょうかいのかなた アイドル裁判! ~迷いながらも君を裁く民~』内に収録。 ―― 京都アニメーション作品や『アイマス』にも参加されているの