「メダリスト」で一般向け部門を受賞したつるま。「『メダリスト』の題材であるフィギュアスケートの選手の方々は、メダルを得ることで大きな大会や海外派遣などの次のステージに進めるという世界で戦っています。いつしか私はその世界とこの作品の未来をつないで、賞をいただくことは新たなステージの扉が開くということだと思うようになりました」と話す。「フィギュアスケートに限らず、私たちの前には絶対通過しなければいけない扉や、ぶつからなければ存在にすら気付けない扉など、大小さまざまな扉があります。今回いただけたこの大きな賞はとても重い扉の先へ進む、特別な鍵のように感じています」と語り、受賞の感謝を言葉にした。 また審査員を代表して、島本和彦による講評も。島本はまず「受賞するって大変なことですから! 才能と努力と運の3つがないと獲れないんですよ。私はハタチでデビューして50代まで来れなかったですから! 大変なこと