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ブックマーク / www.niid.go.jp (3)

  • 疫学的なつながりが全ゲノム解析で補足できたSARS-CoV-2デルタ株感染事例(2021年7月)―札幌市

    2021年7月上旬, 札幌市内で2例しか確認されていなかったL452R変異を持つ新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に, 札幌市職員3名を含む6名が同時期に罹患した。札幌市職員は業務上のつながりが乏しい2部署から確認されており, 発症2週間前に2部署は同じ空間で業務を行うことはなかったが, 感染した3人は同じ日に, 集団Aに対応していた。札幌市では初のL452R変異株感染が集団で確認された事例であり, 疫学調査とゲノム解析で感染経路が推測されたため, 事例を紹介する。 事例では, 症例を2021年7月1日~8日までに札幌市内で確認されたL452R変異株によるCOVID-19感染者で, 感染可能期間に集団Aと接触したことがある人, または札幌市衛生研究所で実施したゲノム解析で1塩基違いまでのウイルス株による感染者と定義した。 症例は6名が該当し, 女性が1名(17%), 年齢は10

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    hdkINO33 2021/10/05
  • 新型コロナウイルスSARS-CoV-2のゲノム分子疫学調査(2020年10月26日現在)

    新型コロナウイルス・ゲノム分子疫学解析によるクラスター対策 2019年末に中国・武漢で初めて確認された新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は、2020年1月に国内で初めて感染者が確認された。その後、現在まで地域的な感染クラスター(集団)とその集合体である複数回の感染ピークを生じている。自治体では積極的疫学調査を実施し、クラスターの発生源の特定と濃厚接触者の追跡によって感染拡大を封じ込める対策を行ってきた。この活動を支援すべく、我々は、SARS-CoV-2(一鎖プラス鎖RNAウイルス、全長29.9 kb)のゲノム配列を確定し、感染クラスターに特有な遺伝子情報およびクラスター間の共通性を解析している。これまでに2回にわたってゲノム情報が示す国内伝播の状況を概説してきた(2020年4月27日1)、2020年8月6日2))。また、日国内3,4)、ダイヤモンド・プリセンス号の乗員乗客5)、

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    hdkINO33 2021/01/05
  • いわゆる「飲み会」における集団感染事例 - 2020年10月23日作成 国立感染症研究所 実地疫学専門家養成コース(FETP) 同 感染症疫学センター

    1 いわゆる「飲み会」における 集団感染事例 2020年10月23日作成 国立感染症研究所 実地疫学専門家養成コース(FETP) 同 感染症疫学センター 2 • この事例集を作成した目的は、新型コロナウイルス感染症(COVID- 19)の実地疫学調査においてFETPが経験した実例を提示し、感染防 止のために留意すべき事項について広く多くの方々に情報提供を行う ことを目的としています • 特定の個人の行動や店舗内の状況を詳細に伝えることを意図したもの ではないことをご理解ください 目的 3 解釈上の注意点 •当該店舗の利用が単一の感染機会か確定できていない事例が あります •主に感染者自身からの聞き取りに基づいており、ご人の記 憶に依存しています •床面積、換気状況、店内BGMの有無や大小、衛生管理等の店 舗内環境や当日の座席位置、人数、会話の頻度、友人関係、 マスク着用状況、酒量、酔いの

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    hdkINO33 2020/11/21
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