散歩道沿いの石垣に、ヒョウタン(瓢箪)がぶら下がっていました。 ヒョウタンと言えば豊臣秀吉が頭に浮かびますが、 戦の時に掲げる馬印に、瓢箪を描いていており、 戦に勝つたびに数を増やし、千成瓢箪とよばれたそうです。 写真のヒョウタンは、上部が膨らんでおらず、 典型的なものとは少し違っていますが、 種類によって形は違ってくるようです。 このヒョウタン、日本の在来種ではなく、 縄文時代に北アフリカから伝わったものだそうです。 古代人が種を大事に運んできたのでしょうか。 ちょっと興味深いですね。 ヒョウタンの名前について調べてみました。 「瓢」は、ウリ科のユウガオ(夕顔)やトウガン(冬瓜)のことで、 「箪」は、竹で編んだ目の細かいカゴを意味するので、 ヒョウタンが容器として用いられてきたためこのようにつけられたようです。 ツルのあちこちから伸びた果柄の先に、 ヒョウタンの口がついてぶら下がっていま