「あんた、新しい下着買えば?でも別に誰に見せる訳でもないし、必要ないか!」 ついこの間、「いってらっしゃい。」の代わりに母から言われた台詞がこれでした。 大学を卒業して新卒蹴って海外をフラフラし、日本に帰って就職してようやっと落ち着いたと思ったら、その会社を3か月ちょっとで退職。その後、新しい仕事を見つけて慣れないながらも1か月が経過しようとした、そんな時。 平日ほぼ毎日飼い犬の散歩に行き、休みの日は、家に引きこもって読書か映画鑑賞。たまに外に出たと思えばライブか飲み会。しかし、どんなに泥酔して記憶や終電をなくそうが遺伝子レベルで帰省本能が働くのか、必ず家には辿り着く私。 そんな娘に男の影が一切ないのを分かっているのでしょうか、お母さん。そうです、私には男の影が一切ありません。いや、男の人と飲む機会の方が多いんだけどさ。それでもやっぱり何もない。何もないのです。「無」。その一文字で私の最近