麻薬カルテルの下働きに比べりゃ独房監禁の方がまだいい。コカイン3.5トンを運ぶ途中の海上で逮捕されたコロンビアの密輸潜水艦元艦長Gustavo Alonso(仮名)はつくづくそう思ったそうですよ。 これは、ドイツの週刊誌シュピーゲルが匿名を条件に元艦長にインタビューした内容です。Alfonsoさんは刑務所に入って数年になるんですが、うち2年は独房に隔離されていました。アルカトラズの独房は「数日で狂う」って説明だった記憶があるんですけど...あれよりは広いんだろか...。 麻薬に関わる前のAlfonsoさんは長年、漁船の船長を務めていました。ところが奥さんが病気を患い、その手術代4万ドル(330万円)がどうしても工面できなくて困っているところに、「知り合い」がお金を融通してくれたんですね。手術が終わると、またその男が近寄ってきて見返りを求めてきました。それが麻薬密輸潜水艦艦長の仕事だったので