GPSによって移動中の現在地が手軽に分かるようになってきましたが、近距離の精度についてはまだ正確さに欠ける部分があるのも事実。KDDIが現在開発中の技術「スマフォスウィング」は、GPSがカバーしきれない近距離範囲に特化した、コンパスのように目的の方向指し示してくれるアプリで、ワイヤレスジャパン2011会場にて展示されていました。 距離の測定はスマートフォンから音を発して、相対的な速度によって音の高さが変化する「ドップラー効果」を利用して解析します。スマートフォン自体に組み込まれた無線アンテナなどを利用してアプリを稼働させるため外付け機器は必要なく、市販のスマートフォンにダウンロードするだけですぐ使えるようになるとのこと。 図書館での本探しなど、身の周りの探し物に使える「スマフォスウィング」の詳細については以下から。KDDIブースの「スマフォスウィング」実演コーナー。 スマートフォン本体を左
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