ブックマーク / heikinritsu.com (2)

  • ボドニとあかいユーロセル – 平均律 / HEIKINRITSU

    ユーロセル(EUROCEL)は、イタリア生まれのメモグラフ=いわゆる「貼って剥がせる」半透明蛍光テープです。しおりや付箋代わりに使ったり、ボールペンや鉛筆で上からメモを書いて書類の訂正に使ったりと、何かと便利なやつであります。そして、特筆すべきはなんといってもその発色。眩しいくらいのパキっとした蛍光色が目に気持ちよく、ついつい無意味に紙にぺたぺたと貼ってしまいたくなります。 このは、 → まず、液晶タブレットで自由に絵を描く → プリントアウトする → トレーシングペーパーを重ね、思うままユーロセルを貼りつける → カッターで切っては剥がし、また貼りつけ…と繰り返す → スキャンして元の絵に合成する …という、デジタルとアナログを行ったり来たりするような方法で作りました。まるでお絵かきと工作の中間のように忙しく手を動かす作業は、なんだか子供に戻ったような気分がして、大変ながらもとても楽し

    ボドニとあかいユーロセル – 平均律 / HEIKINRITSU
  • パラメトリック – 平均律 / HEIKINRITSU

    僕は、はじめてコンピュータに触った小学生のころ、いわゆる「お絵かきソフト」に熱中していました。といっても、その熱中の対象はマウスを使って絵を描くことではなく、ソフトの機能についていた「虹色が出せるペン」や「クリックするたび違う形の木が生成されるツール」でした。こうした〈プログラムにより作られた独特のかたち〉になんともいえない魅力を感じていたのです。 コードによって淡々と生成された絵は、人が作りだした造形とはまた別の、静かな美しさを発散していました。 そして近年、一部のデザイナーやアーティストの間で、自分で直接プログラムを書いて作品をつくる試みが増えています。彼らはいわゆる写実的なCGには興味を示さず、プログラムだからこそ実現できる、あたらしい形を作ることを目指しているのです。 アート向けプログラム環境である processing や openFrameworks の登場が象徴的ですが、十数

    パラメトリック – 平均律 / HEIKINRITSU
  • 1