将棋太平記 作者: 倉島竹二郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/05/14メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (1件) を見る 定跡は先哲の苦心の跡、これはぜひ知らねばならないが、これを生かすも殺すも人にある。何事にも捉われがあってはならぬ。 人によって気風があり、その長所を伸ばすことは必要だが、これに捉われすぎてはならぬ。攻めるべきを攻め、守るべきを守る、これが永遠不易の戦いの法だ。どうじゃ、わかったかな? (本書p75〜76より) 将棋の観戦記者でもある著者が、昭和23年〜24年にかけて新聞小説として連載していたものの復刊本です。昭和49年に一度復刊されていますが、そのときに棋譜が追加されるとともに文章も手直しされたそうですが、本書(河出書房新社版)での復刊に際しては初刊である昭和24年版を底本にしながらも新仮名遣い・新字に改められ、棋譜はその
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