4回目の緊急事態宣言が発令されている東京都で、都民が外出を控える程度を示す「自粛率」が、東京五輪の開幕後に上昇し、自粛傾向がみられることが、読売新聞と国立情報学研究所の水野貴之准教授(計算社会科学)の分析でわかった。「ステイホーム観戦」が進んでいた可能性がある。ただ、今年1月に比べると自粛の程度は低く、「緩み」が懸念される。 【図表】ファイザー製ワクチンの副反応、予想以上に年代間で差 自粛率は、コロナ流行前の昨年1月と比べて「住宅街の住民がどのくらい外出を控えているか」を数値化したもの。携帯電話の位置情報から滞在人口を推計するNTTドコモの「モバイル空間統計」のデータを利用して算出した。
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