子どもたちの日記をAI=人工知能で解析し、子どもが抱える悩みや不安の早期発見につなげようという取り組みを、奈良県葛城市が新年度から始めることになりました。 新型コロナウイルスの感染拡大で対面での活動が制限されるなか、子どもたちの抱える悩みや不安は周囲から見えにくくなっていると指摘されています。 こうした中、葛城市は子どもたちの日記をAIで解析して虐待やいじめなどさまざまな悩みや不安の早期発見につなげようという取り組みを、新年度から始めることになりました。 AIには過去に悩みを抱えていた子どもが書いた文章などをあらかじめ読み込ませていて、市では、中学生には週に1回、タブレット上に匿名で日記を書いてもらい、文中に使われている単語や文脈に同じような傾向がないか解析するということです。 そして何らかの支援が必要とAIが判断した場合には、周囲に相談するよう呼びかけるメッセージを自動で送るということで