待機児童や男性の育児休暇取得率の低さ、保育士の給与の低さなど、現代の日本では子育てに関して多くの問題が指摘されており、参院選の争点の1つになるなど注目度も高い。 今後、子育てを助けるさまざまなサービスの登場を期待したいが、リクルートマーケティングパートナーズ(RMP)が2016年3月に提供開始した「kidsly(キッズリー)」は、保育園と保護者をつなぎ、子どものさまざまな情報を共有できるサービスとして、多くの保育園、幼稚園に導入され、業界で評価を高めつつある。また、保育士の養成学校として有名な鎌倉女子大学 児童学部 児童学科の小泉裕子教授が研究にkidslyを活用するなど、アカデミックな分野からも注目されている。 今回は、このkidslyを企画・開発したRMPの森脇潤一氏に、サービスの具体的な内容や現場の反応や開発に至った背景などをうかがった。 なお、リクルートは「子育てしながら働きやすい
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