北海道新幹線駅名の一本化断念 函館、北斗市 JRに一任決定 (04/23 06:00) 駅名に関する協議を終えて記者会見に臨む函館市の工藤寿樹市長(右)と北斗市の高谷寿峰市長=22日午後4時、函館市内 【函館】2016年3月開業予定の北海道新幹線新函館(仮称)駅の名称をめぐる函館、北斗両市の協議が22日、函館市内のホテルで開かれ、JR北海道に対する地元要望の一本化を断念し、駅名の決定を同社に一任することを正式に決めた。両市は近く札幌の同社本社を訪れ、協議結果を伝える。 協議には、工藤寿樹函館市長、高谷寿峰北斗市長、両市議会の正副議長の計6人が出席。《1》両市が望む新駅の名称の考え方を尊重する《2》JR北海道が決めた新駅の名称を真摯(しんし)に受け止める《3》新駅の名称に関係なく道南全体の発展のため連携・協力する―の3点を申し合わせた。 駅名については函館市議会が「新函館」、北斗市議会が「北