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政府の「ニッポン1億総活躍プラン」は経済成長率2%の目標を達成するために、国民にもっと働いてもらいたいと訴えているように思える。しかし人口減少社会でプラス成長を目指すのには無理がある。1人あたり実質GDP(国内総生産)が増加していた時期も、日本人の生活満足度、換言すれば幸福度は低下していた。むしろ働き過ぎをやめ、幸福度を上げるような政策が必要だ。 「幸せ」の観点からみて格差は好ましくない。しかし日本は格差拡大中の国だ。所得や資産だけではなく教育や職業などの機会の格差(不平等)も深刻化している。格差の大きい英米型社会に限りなく近づきつつある。貧困率も上昇している。 高い税や社会保険料を負担して平等を目指すより、経済の活性化を優先させるため、こうした格差の存在はやむを得ないとみられているのだろう。ところが、安倍政権は、同一労働同一賃金や最低賃金のアップを言い出した。これは正規と非正規労働者の格
前回エントリで紹介したStormのドイツ経済論の続き。 LP: Many argue that the old German economic model of “cooperative capitalism” has been happily replaced by something more like the American model, where companies focus on short-term profits, workers are restrained, and benefits like unemployment insurance are reduced. You call that an economic myth. Why? SS: It’s a myth because it did not happen. At least it did not ha
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