2021年の横浜市長選は山中竹春氏の大勝を持って終了した。 投票率は49%で、横浜市民の半数は選挙に無関心であったという現実があるが、ともあれ横浜市長選は立憲民主党の立てた候補が勝利した。 さて、横浜市長選を改めて総括してみたい。 マスコミやTwitterポリティカラーは「与野党対決」であるとか「菅降ろし」であるとのことのように盛り上がっていた。 だが、それは本当に正しい結果なのか、甚だ疑問が残るところである。 そもそも「与野党対決」とやらに横浜市民の関心があったのかというところだ。それはあくまでも「エンターテイメントとして政治を見ている者の目線」であって、横浜市民目線ではない。 横浜市民の視点に立てば、横浜市長選は与野党対決とは異なる現実が見えてくる。 嘆かわしいことではあるが、投票率49%と言っても2017年の横浜市長選より10%以上投票率は上がっているのだ。 つまるところ、2017年