19時頃、電車内でサッカー日本代表のユニフォームを着た若者を見た。 そのユニフォームは、今日あったコロンビア戦午前5時の残り香なんだけど、 今日あった試合にしては遠い昔のような気がするし、 一仕事終えたサラリーマンの群れに囲まれている若者の姿を見ると何か少し、場違いな気さえした。 今日勝っていれば、この先に進めていれば、感じ方は違ったのかもしれない。 負けてしまった今となっては、そのユニフォームが帯びる熱や空気は冷めてしまったかのように思えた。 誰がどのポジションだとか、そういったサッカー日本代表事情には疎いのだけれど、それでも人と一緒にスポーツの試合を見るのは面白いものだし、勝った負けた、点を入れた外したといった各場景の盛り上がりを感じ、その空気に浸るのは心地よかった。 日本代表が決勝トーナメントに進めなかったことによって、ワールドカップが終わった気さえする。 今後のワールドカップの報道