衣服部門の出張が原点。「生活を良くする」ための現地リサーチ グリーンカレー もっとも、レトルトカレーはスーパーやコンビニでも豊富に扱われており、どこでも手に入る商品だ。無印のカレーの何がそこまで購買者を魅了するのか。 最大の違いは、前述したように「世界の食文化に学ぶ」という確固たるコンセプトにある。現在の本格的なエスニック路線のきっかけをつくったのは、実は良品計画の「衣服部門」だった。 「(衣服部門で)タイに出張したが現地でグリーンカレーに出会い『すごくいいカレーがあるよ』と。それをきっかけに開発が始まった」(木島氏) 固定観念に縛られず、良さそうなものには柔軟に手を伸ばしてみるチャレンジの姿勢。それはグルメな人が常にアンテナを張り、実際に足を運んで「うまい店」をストックしていくような感覚に似ているのかもしれない。 バターチキン 2009年に発売され、大ヒットした「バターチキン」。その後も

