東日本大地震の破壊力の凄さには驚いてしまう。テレビなどで反復報道される映像を見て、津波のエネルギーにも今更ながらびっくりしている。被災地の皆様には、心からお見舞い申し上げたいと思う。私も福島県の出身であり、いわき市などに知り合いも沢山いるので、当初、電話も通じずに安否の確認にやきもきした。幸い親族はみな無事であることが確認できたが、いまだ連絡のつかない友人もおり心配である。 私自身は、地震発生時に栃木県にいたが、間もなく東北新幹線が止まり、やむを得ずタクシーを拾って70キロの道のりを東京に戻ったが、通常は1時間ほどで帰ることが出来るのに、道路の渋滞で11時間もかかって帰宅できたのは真夜中の2時半であった。 さて、今、東京電力福島原子力発電所の放射能漏れが起きて、現地の人たちが避難するという事態になっている。放射能は目に見えないので、知らないうちに命が冒されてしまうものだが、現地の住民は更な
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