アゴ、長すぎでは!? 『かぐや姫の物語』に登場する、姫の最後の求婚者である御門(みかど)。言わずと知れた最高権力者だが、いかんせんアゴが長い。 かぐや姫に刺さっちゃうんじゃないのーアゴで秘め事できちゃうんじゃないのーと不安になるくらい長い。 平安時代の権力者といえば、下ぶくれで丸顔でマロ眉でふっくらして……というイメージが強い。それを見事に裏切るシャープなアゴだ。 なぜ御門のアゴは長いのだろう? 「絵的にインパクトがあるから」「他のキャラクターとの違いを出すため」といった理由も考えられる。でもそこは高畑勲監督。ただなんとなくでアゴを長くするはずがない。 もしかして、原作の御門のアゴは長かったのかも……? そもそもアゴの長さの原因は、食生活や遺伝にあると言われている。 『かぐや姫の物語』の原作『竹取物語』は、平安前期の物語だ。御門のアゴの秘密は、平安時代の食生活にあるのではないか? よいもの
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