大学時代、ITmediaの「ひとりで作るネットサービス探訪」という連載記事が好きで、よく読んでいた。既存サービスのマッシュアップだったりCGMだったり、おもしろいウェブサービスを一人で立ち上げて、運営している人がたくさん出ていた。当時自分はまともな社会人として働ける気がしなかったので、こういうのを自分もやってみて、少しばかりでもお金が稼げるんだったらそれで生活したいな〜みたいな妄想をしたりしていた。 大学時代にがんばって3つくらい作ってみたけど、やっぱスキル不足で思ったより陳腐なものしかできず、はじめてユーザーが何十人かついたサイトも、すぐに人がいなくなって、閉じてしまった。 就職して、1社目は合わなかったけど2社目で思いのほか仕事が楽しくなり、気づけばそこで3年半も働き続けている。個人でなにかやらなくてはというのも薄れてきた。 そんなときに、ふとテレビでポツンと1軒家という番組を目にした