第3回は、データベースを扱う上で最も重要なインデックスについてお話ししたいと思います。インデックススキャンは、必要な情報を全件検索するまでもなく、高速に取り出します。まさに、大量のデータを扱わなければいけないRDBMSには欠かせないもので、チューニングにおいても「インデックスを張る(作成する)」というのは基本中の基本です。しかしながら、よく実践されるということは悪い面もあり、不用意に、でたらめなインデックスが使われていることも頻繁に目にします。 もちろん、コンピュータの世界は魔法ではありませんから、マジックのごとくすばやくデータを検索してのけるためには、種も仕掛けもありありで、インデックスには良い面も悪い面もあります。ここではその種の仕掛けを説明して、その功罪両面に迫ってみたいと思います。理解して正しくインデックスを使って頂ければと思います。 インデックススキャンとは 辞書の中からある
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